学校法人郁文館夢学園
東京都文京区に位置する私立の高等学校です。「子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる」を教育目的に、将来なりたい自分の姿から「逆算」をした教育指導を行う「夢教育」を実践しています。
本プログラム導入のきっかけを教えてください
端的に言えば、本学園の「夢教育」との親和性が強く子供たちの幸せに直結すると確信したからです。
導入を検討した 2020 年、新型コロナウイルスにより国境は封鎖され、いかに本学園のグローバル教育を高めるか悩んでおりました。その際 JAAC から本プログラムについて説明をいただいたのがきっかけです。
コロナに関係なく、このプログラムの多彩なカリキュラムや、他の DDP にはない海外大学への豊富な進路選択肢に魅力を感じました。同時にアメリカの大学に入学した後のサポートも手厚く、GAFA などのインターンシップ制度も充実していることから、2021 年度より試験導入、2022 年より学内で本格導入をいたしました。
御校の掲げる「夢教育」について教えてください
夢教育は、「25歳の自分」をゴールとして置きます。子供たちが25歳にどんな自分になっていたいのか想像し、そこから逆算してどんな学校生活を送るのか、どんな進路を歩みたいのか考え、行動するための教育です。子供たちの多くは海外で働きたいと考えていますが、今の日本の教育ではその方法が分かりません。その中で、このプログラムであれば子供たちの未来にしっかりと矢印を向けてくれると考えています。
学園内で本プログラムを浸透させるために、どのような取り組みをされていますか
本プログラムの魅力の一つに、中高一貫校では中学校3年生から開始することができることです。
本格導入の年度より、対象学年だけではなく、中学校1年生から高校2年生の保護者に対して説明会を年4回実施しています。
中学校1年生の4月の段階で生徒・保護者にDDPがもたらす可能性を強く訴えかけ、保護者が子供の将来を早い段階で深く考える機会を提供したいと考えています。
プログラム参加生のサポート体制について教えてください
本学園ではDDPを部活動と捉え、DDP 担当教員3名がプログラム生・保護者と密に連携できる環境を整えています。
また、JAACと連携して取り組み3年目となりますが、「オンタイム」と言っていいほど即座に対応してくれます。通信はもちろん、プログラムでの成績、PCD とのやりとりなど、日本とアメリカという境目を感じたことがないほどスムーズなサポートは、生徒はもちろん学校としても大変助かっております。
本プログラム受講後、生徒にどのような変化が見受けられましたか
DDP では、数学・国語・社会といったカリキュラムではなく、「再生可能エネルギー」や「芸術鑑賞教育」といった、生徒の知的好奇心をくすぐる教科が多彩にあります。
受講後、自身の「好き」「興味」が多彩に広がり、将来の自分をよりカラーでイメージしている印象です。
御校の今後のビジョンを教えてください
DDPは、海外大学進学にはもちろん、アメリカの本格的な授業を学習できるという面で大変充実したプログラムであり、しかも円安でも生徒へ本物のグローバル教育を実現できる強みがあります。
今後も多くの生徒が、大学進学はもちろん、夢の実現のためにDDPを活用して欲しいと思います。