私がDDPに参加することを決心した理由は、自らのアイデンティティの形成に大きく役立つと思ったからです。私は在日韓国人として日本で生活し、国籍に全くとらわれない人生を送りたいと思っています。そのためには英語を駆使したコミュニケーション能力が不可欠であり、本プログラムは疑似的な留学経験が可能なため、受けない理由はないと思いました。

また、日本とアメリカの高校卒業資格が得られるため、大学受験で大きく役立つ点も理由の一つです。海外大学に確約で入学できることもあり、日本の大学を総合型選抜に専念して受験することができました。

私は本プログラムを通して、物事を最後までやり遂げる力とその重要性について学びました。具体的には、日本の学校と本プログラムを両立するために行ったタイムマネジメント能力や、計画的な行動力が飛躍的に成長しました。
学校や本プログラムの課題や試験対策時はもちろん、自ら学ぶべき課題を見つけ、それに挑戦し続けることができるようになり、継続して学ぶ人間に成長しました。大学受験を終えた後も、日頃から向上心を絶やさず、英語や教養の深化に時間を割いています。
常に自分の可能性を悲観的に捉えていた私がここまで変われたのは、間違いなく本プログラムを最後までやり切ったことだと思います。

5年後、10年後は、多国籍の人々と協力して問題を果敢に解決するグローバルリーダーシップを持った人間でありたいです。

まだ具体的にやりたい職業は決まっていないのですが、世界中で多様化が標準化していく中で、何がグローバル社会で必要とされているのかがはっきりしていませんでしたが、本プログラムで幅広い分野について学んだ経験から、様々な知識を統合して、新たなアイデアを生み出すことが、必要であることに気づくことができました。

国家の枠組みにとらわれず、世界規模で活躍する存在になります。

在籍生の方々へ

大学への不安や、学校とプログラムの両立、時間の確保など、たくさんの問題に頭を悩ませている方も多いと思います。私もそのうちの一人でした。ですが一つ断言できることは、継続して物事に取り組むことは必ずどこかで役に立つことです。努力が報われるとは言えません。ですが、諦めないで続ける姿勢は学問以外にも繋がりますし、遅かれ早かれ良い影響が必ず現れます。最後まで自分を信じることを忘れないでください。応援しています。

参加検討中の方々へ

私は本プログラムを受講して英語力だけでなく、人間力も大いに成長することができました。私は、通っていた高校で初めて本プログラムに参加した生徒であったため、頼れる友達や先輩はいませんでした。何度も失敗して、恥をかいた経験もたくさんあります。ですが、最後は笑って卒業することができました。本プログラムをやり切った達成感や続けてきた自分に対する喜びが表れたからだと思います。もちろん、本プログラムは辛いことだけではありません。新たな友達を作るきっかけや、自分の興味を広げる大きなきっかけとなってくれます。
新しい壁にチャレンジして、それを乗り越えた時に人間は大きく成長できると思います。Dual Diploma Programはそのビッグチャンスをくれます。
迷っている方は是非、前向きに検討してみてください。