宮部 遥さん
卒業生
公文国際学園高等部
トロント大学 環境学(Environmental Studies)/食品学(Food Studies)専攻
本プログラムの参加理由を教えてください!
英語を学ぶことは幼い頃からとても好きでした。しかし、自分には英語を使って実際に学問を勉強するほどのリーディングやライティングのスキルが足りていませんでした。
大学では、英語をツールとして使い世界中の文献を用いて、より多角的に興味のあることを学べるようになりたかったためDDPに興味を持ちました。DDPには、日本の高校だけでは学べない科目や活動がたくさんあり自分の視野とチャンスを広げるとても良い機会になると思い入学しました。
本プログラムでの学び、チャレンジしたことなどを教えてください!
DDPへの挑戦は自分の考え方の変化と視野を広げるきっかけになりました。また、本当に自分が将来やりたいことを考え、日本に限らず、世界の大学にも興味を持つようになりました。
DDPで勉強する科目は、日本の高校では習うことのないものが多かったです。授業や課題を進めていくにつれて、一つの視点に固執せず、多角的に物事をみることができるようになりました。プロジェクトを進めるときやワークをする時には、常に仲間の意見を聞き、客観的に判断できるようになったと思います。また、アメリカは日本の高校とはかなり違った方法で学問を学ぶため最初はかなり困惑しました。アメリカの高校の勉強方法が自分にすごく合っていたので勉強することがとても楽しかったです。
しかし、DDPをやっている2年間は、日本の高校での学業、部活、課外活動に加えDDPの課題をこなし授業を受けることは正直とても大変でした。課題の量も毎日計画的に進めなくてはならく、時間の使いかたや予定の管理など自己管理能力を身につける必要がありました。
最終的には、DDPでの学びがあったからこそ海外の大学にチャレンジすることができました。入学当時はあまり海外の大学には興味がなかったのですが、授業や課外活動を通して自分が大学で研究したいことは、日本ではなく海外の大学にあると気づくことができました。実際に今トロント大学に進学し、DDPで学んだことが基礎となりとても役に立っています。高校の頃から日米両方のカリキュラムで学べたことはとても貴重な経験でした。
5年後、10年後の自分を想像してみてください!
今はDDPで培ったスキルを用いて大学での勉強に一生懸命取り組んでいます。将来は、食糧問題や環境問題の分野に貢献できるような人になりたいです。自分の価値観に捉われずに世界中の人と交流し、新しい文化を学びながら常に進化し続けられるような人になりたいです。
DDP在籍生や参加検討中の後輩にアドバイスをお願いします!
DDPのプログラムでは忙しいスケジュールや慣れない勉強方法などでたくさんの紆余曲折があると思います。しかし、日米両方の学びは将来の自分を大きく変えるきっかけになると思います。皆さんの夢を応援しています。頑張ってください!