卒業後の進路

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卒業後の進路Pathways After Graduation

本プログラム卒業生が選ぶ進路は、国内の大学でしょうか、それとも海外の大学でしょうか?
どちらを選んだとしても、本校生の経験、培った実力が高く評価されるはずです。
その理由を以下にご説明します。

世界の大学が認めるPCD卒業証書

本プログラムの卒業資格は、NEASC(New England Association of Schools and Colleges:ニューイングランド州学校/大学協会)が認定する高校卒業資格であり、全米の大学はもちろんのこと、世界の大学で認められる卒業資格です。

履修科目の成績は、本プログラムの5単位の成績と、プログラム生が通学・卒業する国内高校で履修し認定された15単位相当の科目成績を統括したPCD成績表として作成され、世界のあらゆる大学に出願する際の高校成績書類として送付することができます。

通常、日本の高校成績表で海外の大学(上位大学)に出願する場合は、英語圏の高校とカリキュラムが異なるために、第三者機関による成績表評価(クレデンシャル・エバリュエーション)を受ける必要がありますが、本プログラム生にはその必要がありません。
PCD卒業資格は、まさに世界の大学が認める高校卒業資格であるといえます。

100%学部直接入学‼
PCDパートナーシップ・ユニバーシティー 

PCDグローバルキャンパスがパートナーシップ契約を締結している大学は、18大学に及びます(2020年)。
本プログラム卒業生は、学部入学に必要な条件を満たしていると判断されます。
卒業生の学業成績平均値は、本プログラムで2.5/4段階以上、国内高校の平均値は、3.5/5段階以上があることが必要です。

この成績基準を満たす卒業生は、通常、留学生に求められるIELTS、TOEFL、iTEP などの英語力検定試験の得点提出、また、アメリカ人高校生に求められる学力テスト(SATまたはACT)の得点提出の必要もありません。
これら18大学は、アメリカの大学ランキングで上位2~8%以上(US&World Report、US Colleges and University Ranking)に名を連ねる名門大学であり、世界の大学ランキングでも、上位にランキングされています。

学部入学のメリットだけではありません。
各パートナーシップ大学では、本プログラム卒業生が、より確実に進級し、4年間で学部卒業できるためのパーソナルカウンセリングや、大学1年次の学部フレッシュマンコース、学部卒業後の1年間有給インターンシップ企業の手配が追加費用なしで提供されます。

  1. Adelphi University
  2. American University
  3. Auburn University
  4. Auburn University at Montgomery
  5. Cleveland State University
  6. Florida International University
  7. Gonzaga University
  8. Louisiana State University
  9. Missouri S&T
  10. University of Dayton
  11. University of Illinois at Chicago
  12. University of Massachusetts, Boston
  13. University of Nevada, Reno
  14. University of South Carolina
  15. University of the Pacific
  16. University of Utah
  17. University of Wyoming
  18. Western New England University

PCDグローバルキャンパスパートナーシップランキングU.S. News and World Report 2023-2024 Best National University Rankings

パートナー大学名ランキング
University of Illinois Chicago(Public)82位(トップ2.0%)
Gonzaga University(Private)93位(トップ2.3%)
Auburn University(Private)93位(トップ2.3%)
Auburn University, Montgomery(Private)93位(トップ2.3%)
American University(Private)105位(トップ2.6%)
University of Utah(Public)115位(トップ2.8%)
University of South Carolina(Public)124位(トップ3.1%)
Florida International University(Public)124位(トップ3.1%)
University of Dayton(Private)133位(トップ3.3%)
University of the Pacific(Private)142位(トップ3.5%)
Adelphi University(Private)163位(トップ4.0%)
Louisiana State University(Public)185位(トップ4.6%)
Missouri University of Science and Technology(Public)185位(トップ4.6%)
University of Nevada, Reno(Public)195位(トップ4.8%)
University of Wyoming(Public)216位(トップ5.4%)
University of Massachusetts, Boston(Public)216位(トップ5.4%)
Western New England University(Public)236位(トップ5.9%)
Cleveland State University(Public)320位(トップ8.0%)
※全米大学数3,982校を母数に、各大学のランキングが上位何%にあたるのかを算出

米国大学給付型奨学金制度による
奨学金受給

給付型奨学金制度

本制度は、高校留学プログラムの世界最大の運営団体:Educatius International、日本人グローバル人材育成を推進する国際教育のスペシャリスト:JAAC日米学術センター、国内英語教育界において圧倒的な実績と伝統を誇る日米会話学院(財団法人:国際教育振興会)の3団体が、アメリカの大学で学ぶ日本人留学生の支援を目的に実施する大学留学プログラムです。
全米200以上の大学との提携により、留学費用の大幅な減額を約束する返済不要の奨学金制度を実現し、日本人学生のアメリカ大学留学を経済的にサポートします。
留学生の授業料の30%~60%を免除する奨学金を受給することができる制度です。出願者の学力、英語力などにより、異なる奨学金率が提示されます。
本奨学金制度には、その参加資格としてTOEFL 79点以上、国内在籍校の学業成績平均値3.5以上、DDP学業平均値2.5以上が求められます。

本プログラム卒業生の国内大学入試考察

総合型選抜【旧AO入試】

2020年度から「調査書」の記載内容が見直され、これまでのような学業評定平均値だけではなく、特長や特技、部活動やボランティア活動、留学・海外経験、取得資格検定、表彰の記録などの様々な取り組みを、より詳細に記入する形となります。課外活動も重要な大学入試対策になります。また、学業成績についても良し悪しのみならず、志望学部の基礎科目を履修しているか、好成績をキープしていたか、成績を徐々に上げた努力が見られるかなど、履修状況や成績の推移まで選抜基準に組み入れる大学が増える見込みです。本プログラムは、各大学が総合型選抜で求める出願者の合格要素のほとんどをカバーする経験と実力を養成するものとして高く評価されるはずです。また、外部英語テスト(TOEFL/IELTSなど)の高得点取得、各大学の2次試験に課される英文によるエッセイ、英語による面接などの実力養成など、本プログラムでの成果が、国内難関大学の総合型選抜において有利に働く機会が増えるものと考えられます。

海外高校卒業生対象入試&
帰国子女入試

海外高校の卒業生を対象とする入学試験、帰国子女生を対象とする入学試験を実施する国内大学では、本プログラム卒業生をその対象生として認定するケースがあります。(既に立命館大学からの認定を受けています。)本校では、国際系の学部を有する国内大学、スーパーグローバル大学などから入試対象生としての認定を得られるよう、今後も取り組んでまいります。
これらの入試では、外部英語力テスト(TOEFL/IELTSなど)の得点提出、英語によるエッセイ&面接を課す大学が多く、本プログラム卒業生は、各履修コースを通して、高い英語力と英語運用能力を培い、合格への可能性を高めることができるはずです。

スーパーグローバル大学を含む
国内上位大学への進学

日本国内の大学進学を希望する本プログラム卒業生は、国内高校の卒業と経験、PCD卒業資格と成績、それに伴う実力を志望大学に提示することができます。
近年、国内の大学は、国際教育レベルの向上を目標にその教育制度や教育内容の改善に取り組んでいます。

その典型的な例として、文科省が2014年に創設したスーパーグローバル大学は、全国30校程度を指定大学とし、大学教育のグローバル化を進めて、日本の大学の国際競争力の向上を進め、グローバルな舞台で活躍できる人材の育成を目的にしています。
指定校は2タイプがあり、世界大学ランキング100位内を狙える実力を有すると評価される「トップ型指定校」の13大学と、日本のグローバル化をけん引する取り組みに挑戦していると評価された「グローバル化牽引型指定校」24大学がそれぞれ指定されています。

これらスーパーグローバル大学をはじめとする国内上位レベルの各大学では、積極的に世界レベルの研究に取り組み、世界トップレベルの大学生と切磋琢磨できる学生を育成するため、交換留学制度をはじめとする様々な国際教育提供の機会を創出し、在学生に提供しようとの計画を進めています。
しかしながら、在学生のアカデミックイングリッシュスキル、クリティカルシンキング、クリエイティビティ―などの基礎的スキルの不足により、せっかくの機会を享受できる学生数が少ないという実情に直面しています。
このような状況下、本プログラム生のように、日本とアメリカ両国の優れた高校教育を受け、将来の活躍が期待できる実力を兼ね備えた人材が、入学審査において高く評価されることは明らかです。
大学入学後に訪れるであろう、各大学の提携する世界の大学への交換留学制度の参加、大学卒業後の大学院留学などの道が、本プログラム生には開かれています。